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生化学血液検査でわかること

脂質代謝の検査






総コレステロールが高い場合

●高コレステロール血症といいます。遺伝的な要因や生活習慣で高くなるものと、ネフローゼ症候群、甲状 腺機能低下症などが原因で二次的に高くなる場合があります。

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総コレステロールが低い場合

●貧血、消化吸収不良、低栄養状態、肝硬変、甲状腺機能亢進症などが考えられます。

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「総コレステロール」に関する生活習慣・改善方法

血液中のコレステロールを減らすには、運動や薬物療法もありますが、基本となるのは食事の改善です。
●エネルギー量を適正に
食べ過ぎや肥満は、肝臓でのコレステロール合成を促進させます。
太っている人は食事量をコントロールして肥満を解消しましょう。

●油脂の摂り方に注意
動物性の脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸には、血液中のコレステロールを上昇させる作用があります。
植物油や魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸には、血液中のコレステロールを低下させる働きがあります。
肉食を減らし、魚食を増やすとともに、植物油も適量摂るようにします。


●コレステロールが多く含まれる食品を避ける
1日のコレステロール摂取量の目標は、300mg以下に。

●食物繊維を充分に摂る
海藻類、きのこ類、こんにゃく、りんごなどの果実に多い水溶性の食物繊維には、コレステロール低下作用 があり、根菜などの野菜に多い不溶解性食物繊維は、水分を吸って膨らむため、満腹感が得られて食べ過ぎ を防ぎます。

●植物性タンパク質を摂る
大豆タンパクなどの植物性タンパク質は、コレステロールを低下させる働きがあります。

●抗酸化物質を摂る
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)は、活性酸素によって酸化され、血管の壁に蓄積して動脈硬化 を招きます。これを防ぐには、 悪玉コレステロールを減らすとともに、活性酸素による酸化を防いでくれる抗酸化物質を多く摂るようにし ます。 抗酸化物資には、ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、赤ワインなどのポリフェノール、緑茶のカテキン、 ごまのセサミノールなどがあります。


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中性脂肪が高い場合

●暴飲暴食や運動不足など悪い生活習慣が原因になったり、アルコール性肝障害・糖尿病などがあるために 値が高くなることがあります。


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中性脂肪が低い場合

●低栄養状態、消化吸収不良などで低くなることがあります。あるために 値が高くなることがあります。


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「中性脂肪」に関する生活習慣・改善方法

血液中の中性脂肪は、食事の影響を受けやすいので、食事の改善が最も大切です。アルコールや脂肪を控 え、魚、野菜をたっぷりの食生活に切り替えましょう。
●エネルギー量を適正に
肥満の場合は減量が必要です。また、自分の適正なエネルギー量を知り、肥満にならない食生活を身につけ ましょう。

●アルコールは控える
アルコールは肝臓での中性脂肪合成を促進し、血液中の中性脂肪を増加させます。アルコール飲料はそれ自 体が高エネルギーであるだけでなく、おつまみにも高エネルギーのものが多く、摂取エネルギーがオーバー しがちです、飲酒の回数を減らすか、1階に飲む量を減らしましょう。

●甘いお菓子や飲料、果物は控えめに
果物に含まれる果糖や砂糖は中性脂肪に変わりやすいので、摂りすぎに注意。

●脂質を摂りすぎない
油は大さじ1杯(12g)で約100Kcalと高エネルギー。揚げ物に含まれている油の量は、とんかつ(1人前) 12g、フライドポテト(Mサイズ)20g、天ぷら(1人前)15gと高カロリーなので、食べる回数を少なくし ます。 バターやドレッシング、マヨネーズなども控え、肉類はできるだけ脂身の多い肉は控えましょう。

●魚食を増やす
青魚の脂肪に含まれるエイサコペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)という脂肪酸は、肝臓 での脂肪合成を抑え、血中の中性脂肪を下げる働きをします。 血栓を防止し、動脈硬化の予防にも役立ちますので、魚食を増やすように心がけましょう。

●食物繊維を充分に摂る
海藻類、きのこ類、豆類、野菜などに多く含まれる食物繊維は、腸内で中性脂肪や糖質を吸着して一緒に排 泄させる働きがあります。また、水分を吸って膨らむため満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐ効果もありま す。

●夕食は控えめに
脂肪は寝ているうちに作られるため、夕食を多く食べると、1日のトータルエネルギーが適正でも中性脂肪が 高くなりやすくなります。
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HDLコレステロール値が低い場合

●喫煙・運動不足・肥満・遺伝などが原因で低下することがあります。
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LDLコレステロール値が高い場合

●余分なLDLが酸化されて血管壁に付着するため、動脈硬化を促進し、虚血性心疾患、脳梗塞、糖尿病など
が起こりやすくなります。
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「コレステロール」に関する生活習慣・改善方法

血液中のコレステロールを減らすには、運動や薬物療法もありますが、基本となるのは食事の改善です。危 険値を少し超えたくらいの人は、食事に注意することで適正域に戻すことができます。
●エネルギー量を適正に
食べ過ぎや肥満は、肝臓でのコレステロール合成を促進させます。 太っている人は食事量をコントロールして肥満を解消しましょう。

●油脂の摂り方に注意
動物性の脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸には、血液中のコレステロールを上昇させる作用があります。 植物油や魚油に多く含まれる不飽和脂肪酸には、血液中のコレステロールを低下させる働きがあります。 肉食を減らし、魚食を増やすとともに、植物油も適量摂るようにします。

●コレステロールが多く含まれる食品を避ける
1日のコレステロール摂取量の目標は、300mg以下に。

●食物繊維を充分に摂る
海藻類、きのこ類、こんにゃく、りんごなどの果実に多い水溶性の食物繊維には、コレステロール低下作用 があり、根菜などの野菜に多い不溶解性食物繊維は、水分を吸って膨らむため、満腹感が得られて食べ過ぎ を防ぎます。

●植物性タンパク質を摂る
大豆タンパクなどの植物性タンパク質は、コレステロールを低下させる働きがあります。

●抗酸化物質を摂る
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)は、活性酸素によって酸化され、血管の壁に蓄積して動脈硬化 を招きます。これを防ぐには、 悪玉コレステロールを減らすとともに、活性酸素による酸化を防いでくれる抗酸化物質を多く摂るようにし ます。 抗酸化物資には、ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、赤ワインなどのポリフェノール、緑茶のカテキン、 ごまのセサミノールなどがあります。
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